2010-08-16(Mon)
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長年日記
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読書
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岸 博幸 "ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化"
上位のコンテンツレイヤ、下位のインフラレイヤの間のプラットフォームレイヤが儲かっている
コンテンツレイヤが儲かっていないので、ジャーナリズムや文化が衰退する
米国一人勝ちでいいのか
という内容は整理されている。
個人的な反省とあるが、どう反省しているのか書かれていない
現在の政策への批判は、日本版フェアユースと私的録音録画補償金で小粒
マスメディアやコンテンツ産業再生の方法については、専門的になるという言い訳をして書かない
と著者の考えや提言はなく、煽っただけで終了。
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2
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読書
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帚木 蓬生 "聖灰の暗号"
キリスト教ネタとフランスネタは良かった。面白く読めるが、話の筋が一直線でミステリーとしてはダメ。
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