スーサイド・ボマーでなくスーサイド・ボンバーという冒頭にクラクラしたが、面白く読んだ。 インタビュアーが無知だという設定にして、基本的なところから戦史をおさらいするような証言をしても自然、というのはうまい手だと思った。 どこかで聞いたことのあるような、ちょっと孫引き臭のする証言が多いけど。 でも、最後になぜそのような決断をしたのか、というのが結局よく分からない。