_1 [読書] 石井 淳蔵 "マーケティングの神話"

書かれたのは93年で、例が懐かしい。消費者調査でニーズを把握し商品開発でヒット、とは後付けのストーリーというところから話は始まる。

• 花王アタックの初期のコピーは、小型化よりも、バイオによる白さという技術特性が狙い
• 洗濯機はうるさいものと思っていたためか、騒音が最大の不満と認識されていたわけではない。静音で静御前というのは最後に決まった
• ビールの味の違いを表現する形容詞を探す市場調査から、キレ、コクが発見され、スーパードライへ

• シャネルの5番がカトリーヌ・ドヌーブで、ベイブがマーゴ・ヘミングウェイなんて言われても分からない
• シルビア、Be-1が日産の例として出てくるが、その後の暗黒時代は予見されていない

後半は面白くない。

_2 [読書] 伊勢崎 賢治 "武装解除 - 紛争屋が見た世界"

東チモールで暫定政府県知事、シエラレオネ、アフガニスタンで武装解除をする現場の人の本。現実的な話ばかり。非常に面白い。

_3 [生活] 東京電力のカード払い

セゾンから落とせるようになったので申し込もうと思ったが、口座振替割引が適用されないので止めた。東京ガスは切り替えるよう申し込んでしまったが、こういう罠があると嫌だな。