2004-08-30(Mon) [長年日記]

_1 [読書] マイケル スレイド "髑髏島の惨劇"

髑髏島の惨劇せっかく調査した結果を捨てるのはもったいないので、全部、小説に盛り込んだという感じ。複数箇所で進んでいった話が最後に収束する形式かと思ったら、ピントが甘すぎ。散漫なだけ。

解説も同じような意見。

...「やたら目まぐるしく入れ替わる場面」「物語の流れを中断してまで節操なく披露されるおたく的な知識」...が必ずしも作品の完成度に寄与していないというあたりに...

"そして誰もいなくなった"モードの部分は楽しい。

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