IMFとアメリカ財務省の非難の書。解説はリチャード・クー。
- 謎のドグマと金融界の影響で動いている。IMFは失敗ばかり。
- 中国とマレーシアはIMFの政策を拒否し、成功。
- アジアの通貨危機はIMFの陰謀、というのは言い過ぎ。
- 不況の際には財政出動というアメリカでも標準的な対策ではなく、緊縮財政を押し付ける。
- 市場の開放は、法、社会の基盤が出来てから。
- 市場万能主義で動いているようで、為替に関しては大規模介入する。
- ルーブルの一時的な防衛は、公有財産を奪ったマフィアが海外に資本を逃がすのに、役立った。
- グローバリズムといいながら、
- 先進国は農業に補助金を投入し、発展途上国からの食物輸入を拒む。
- アルミニウム・カルテルを作る。