"自衛隊の撤退要求を拒否するとともに、人質全員の救出に全力を挙げる方針"とあるが、全力を挙げるのは当然であって、それでもどうにもならないときに、どちらを取るかというのが政治。今回は、3人の命より駐留継続優先らしい。ある程度の犠牲は覚悟という決断をしたから派兵したわけであって、あの3人の命は"ある程度"以下だった、という妥当な流れ。"犠牲は覚悟という決断"が誤りだったのであれば、撤退するという選択肢も残っているわけだし。犠牲を覚悟していなかったのなら、単なる馬鹿。
いま、政府官邸がバタバタして見えるのは、「こうなると手詰まりなのは予想していたけど、そう言うと角が立つから、想定外の事態ということにしておこう」という想定内シナリオに沿った演技だよね?